インプラントとは人工歯根とも呼ばれる治療法です。
歯を失った時に行う治療で、失った歯の部分にインプラント体を埋め込んで歯を作ります。
インプラントがあごの骨にしっかりと固定されているため自分の歯のように噛めます。
インプラントはフィクスチャー・アバットメント・上部構造の3つの部分で成り立っています。
あごの骨にネジのような形をしたフィクスチャー(インプラント体)を埋め込み、アバットメントという連結部分を取り付け、上部構造(セラミックなどで作る歯の部分)をかぶせます。
歯を失った時の治療方法として「インプラント」「ブリッジ」「入れ歯」があります。
その中でインプラントは最も天然歯の構造に近い治療法と言えます。
天然の歯のように人工歯根があごに固定されていて、自立していますので、ブリッジのように支えとなる両隣の歯を削る必要はありません。
また、審美性にも優れています。入れ歯のように固定する金具は必要ありませんので見た目もよく、一見すると自分の歯とインプラントとの見分けがつかないほどです。
それぞれの治療のメリット・デメリットなど詳しくご説明しておりますので、治療方法を迷われている方はぜひご相談ください。
メリット | デメリット |
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まずは患者さんが抱えておられる歯のお悩みや症状などのお話をお伺いします。
口腔内や歯、あごなどの状態の検査をしてきます。お口の中の検査、レントゲン・CT撮影などを行います。(CTの撮影には別途費用¥10,000+消費税がかかります)
検査結果をふまえて治療方法や費用をご説明します。治療に対するご希望などをお聞きして、最適な治療のご提案をいたします。
虫歯や歯周病などの初期治療が必要な場合は治療を行います。
骨の量が足りない場合は骨をつくる処置を行います。
1次手術はインプラントを埋入する手術です。
インプラントを埋め込む歯のない部分の歯肉を切開してインプラント体を埋め込みます。
インプラント埋入後、歯肉を縫合します。
インプラントの埋入本数が1本の場合20分程度、2本の場合は30分〜50分程度、3本の場合は1時間程度がおおよその目安となります。
麻酔などの術前処置の時間を入れると1時間半程度になります。
インプラントと骨が結合するの待ちます。期間は3〜6ヶ月程度です。その間経過観察にご来院いただくこともあります。
縫合していた歯肉を少し切開してインプラントの頭の部分を出し、ヒーリングアバットメントという仮のアバットメントを連結しておきます。患者さんの負担は少ない手術です。
2次手術から1〜2週間して歯肉の状態が落ち着いたら、インプラントの頭にアバットメントを装着します。
上部構造作成のためアバットメント装着後型取りをします。審美面など必要に応じて仮歯を装着します。
1〜2週間後上部構造が出来上がりましたら装着します。これでインプラント治療完了となります。
インプラントは治療終了後のメンテナンスがとても重要です。
3〜6ヶ月に1回は定期健診にお越しいただき、治療箇所やお口の中に異常がないか確認し、歯のクリーニングを行います。
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