細菌に感染することにより歯肉が炎症を起こします。
健康な歯ぐきはきれいなピンク色なのですが、赤く腫れていたり、紫がかっている場合歯周病の可能性が高いです。
虫歯などにより歯の内部の神経(歯髄)が細菌に感染して、炎症が歯の根に達してしまうと、歯ぐきの腫れが起きます。
歯の根っこが割れていることを歯根破折といいます。長期間の歯の食いしばりや硬いものを食べたこと、神経を抜いている歯がもろくなったことなどが原因で起こります。歯根破折した部分から細菌が入り込み歯ぐきが腫れます。
歯ぐきにぷくっと膿の袋ができて腫れている場合があります。以前虫歯治療などをした歯の歯根が細菌感染して膿が出て袋状になった歯根のう胞により歯ぐきの腫れや痛みを引き起こします。
親知らずは歯の中で一番奥の8番目の歯です。お口の奥の方は歯磨きがしにくいため、細菌が繁殖しやすく親知らずの周りの歯肉は炎症を起こしやすいです。
また、きれいにまっすぐ生えている方はめずらしく、斜めを向いていたり、全て生えきることができずに一部が埋まった状態の方も多いです。その場合親知らずが当たっている部分を圧迫して炎症を起こして歯ぐきの腫れを引き起こすこともあります。
歯みがきの際力を入れすぎていると歯ぐきが傷つき歯ぐきが腫れることがあります。歯ブラシの柄の部分が曲がる程力を入れるのはNGです。
歯磨きするときはゴシゴシ磨くのではなく軽い力で小刻みに動かすようにしましょう。
歯のクリーニングにより歯ぐきの炎症を抑えて症状を改善させます。当院ではエアフロープロフィラキシスマスターを使用して侵襲の少ないメンテナンスを行っています。
根管治療を行います。歯の神経を取り除き、消毒して薬を充填して詰め物や被せ物の治療をします。
親知らずが歯ぐきの腫れの原因の場合はまずは抗生物質をなどで症状が改善するか様子をみます。なかなか腫れが引かない、痛みが出ているなどの症状が続けば、親知らずを抜歯することも検討します。
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